三重県の花火大会

伊勢神宮奉納全国花火大会とは?魅力やおすすめ観覧スポットを解説

おーわ
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花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。

日本各地では一年を通じてたくさんの花火が打ち上がりますが、その一つに伊勢神宮奉納花火大会があります。

そんな伊勢神宮奉納花火大会を観覧してみたいと考えている方が、おそらく僕以外に3名ぐらいはいらっしゃるんじゃないかと思います。

本記事では伊勢神宮奉納花火大会を主に初めて観覧される方向けに、大会の魅力などについてまとめてみました。

伊勢神宮奉納花火大会とは

伊勢神宮奉納花火大会は三重県伊勢市で開催される花火大会で、概要は以下の通りとなります。

開催日程2023年7月15日
場所宮川河畔(度会橋上流)
打ち上げ数9,000発
最大号数10号玉
担当煙火店複数社(2023年は約40社)
無料観覧席あり
有料観覧席あり
三脚利用可能
Webサイト伊勢神宮奉納全国花火大会|伊勢市公式ホームページ

1953年(昭和28年)に斎行された第59回 神宮式年遷宮を記念して始まった花火競技大会で、全国花火競技大会と土浦全国花火競技大会と共に日本三大競技花火大会の一つとして位置づけられています。

また、夏の花火大会としては全国でも比較的早い時期に開催されることから、花火師にとっても1年の安全祈願の場ともなっています。

打ち上げ数は約9,000発、最大号数は10号玉となっています。

伊勢神宮奉納花火大会の魅力

伊勢神宮奉納花火大会の魅力は全国各地の煙火店さんが創る珠玉の花火を楽しめる点にあります。

本大会のメインプログラムは競技花火で、打上花火の部とスターマインの部の2部門から構成されます。

打上花火の部では5号玉3発、10号玉(尺玉)1発が披露されます。

スターマインの部では参加する煙火店さんがテーマを設定し、あらかじめ決められた玉数や時間に沿って表現します。

花火競技大会には例年およそ40社ほどの煙火店さんが参加し、スターマインの部の優勝者には国土交通大臣賞、打上花火の部の優勝者には観光庁長官賞が授与されます。

参加する煙火店さんのうち、花火競技でスターマインを披露するのは10社程度となります。

さらにフィナーレの大会提供花火ではご当地にゆかりのある楽曲を用いたミュージックワイドスターマインが披露されます。

第65回大会(2017年)からは神宮式年遷宮イメージソングの「鎮守の里」が採用されています。(※採用自体はもっと前からかも?)

伊勢神宮へ奉納するにふさわしい、全国屈指の美しい花火を心ゆくまで楽しめます。

伊勢神宮奉納花火大会のおすすめ観覧スポット

伊勢神宮奉納花火大会のおすすめ観覧スポットは右岸の有料観覧席となります。

本大会では宮川の右岸と左岸の両方に観覧席が設けられます。

観覧席マップ(引用:伊勢市公式ホームページ)

花火の打ち上げ場所は左岸に設けられ、特にスターマインについては右岸側で綺麗に見えるような配置となっています。

フリーエリアの一部からも花火が綺麗に見える場所があるようですが、打ち上げ場所の方向に高さのある樹木が生い茂っているため、有料観覧席で見るのがおすすめでしょうか。

右岸の有料観覧席のうち、カメラ席に関しては花火競技(打上花火の部)を撮影する際に撮影者が干渉してしまうため、現状はあまりおすすめできません。

まとめ

本記事では伊勢神宮奉納全国花火大会の魅力やおすすめ観覧スポットについて紹介してまいりました。

日本三大競技花火大会の一つで、全国およそ40社の煙火店さんが創り上げた珠玉の花火作品を楽しめるのが魅力となっています。

花火を正面に据えて楽しめるかつ迫力も十分に味わえる、右岸の有料観覧席で見るのが個人的におすすめです。(右岸の有料観覧席のうち、カメラ席については花火競技と撮影者が干渉するため現状あまりおすすめできません)

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

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花火系散歩屋
花火系散歩屋。関東地方を中心に年間20〜50回の花火を観覧・撮影しながら、各種メディア(SNS、ブログ)を通じて花火の様子をお届けしています。
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