東京都の花火大会

足立の花火とは?魅力やおすすめ観覧スポットを解説【2023年版】

おーわ
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花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。

日本各地では一年を通じてたくさんの花火が打ち上がりますが、その一つに足立の花火があります。

そんな足立の花火を観覧してみたいと考えている方が、おそらく僕以外に3名ぐらいはいらっしゃるんじゃないかと思います。

本記事では足立の花火を主に初めて観覧される方向けに、大会の魅力やおすすめ観覧スポットなどについてまとめてみました。

足立の花火とは

2023年11月15日に足立区観光交流協会より「足立の花火」花火打上等業務委託事業者の募集及び質問と回答についてが公表されました。2024年は担当煙火店が変更になり、花火の雰囲気が大きく変わる可能性があります。

足立の花火は東京都足立区で開催される花火大会で、概要はざっくり以下の通りとなります。

開催時期2023年7月22日 19:20〜20:20(例年7月中旬頃)
場所荒川河川敷
打ち上げ数約15,000発
最大号数4号玉
担当煙火店北陸火工
有料観覧席あり
無料観覧席あり
三脚利用可能
Webサイト足立の花火|あだち観光ネット

足立の花火の歴史は古く、明治年代の千住大橋の落成を祝って行われた花火の打ち上げが起源とされています。

1924年(大正13年)8月13日の千住新橋の開通を記念し、「千住の花火大会」として本格的に開催されることとなります。

以来、戦争の影響による休止期間(1939〜1949年)を経つつ開催されてきましたが、河川敷の改修を理由に1959年(昭和34年)を最後に幕を閉じることに。

その後、市民からの要望に応える形で1978年(昭和53年)に区民納涼大会で打ち上げた800発の花火が好評だったため、翌1979年に「千住の花火大会」から「足立の花火」に名称を変更し、復活を果たします。

以降、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響による3年間(2020〜2022年)の中止を挟みつつ、現在に至るまで足立区を代表する行事として現在に至ります。

打ち上げ数は1時間でおよそ15,000発、最大号数は4号玉となっています。(千住の花火大会時代は尺玉の打ち上げもあった模様)

足立の花火の魅力

足立の花火は圧倒的な物量の花火を多彩な演出とともに楽しめるのが魅力となっています。

先述でも触れていますが、本大会は1時間でおよそ15,000発もの花火が打ち上がります。

これは1分間におよそ250発もの花火が打ち上がる計算で、その物量の多さがなんとなくご理解いただけるかなと思います。

花火の物量が多いのに加えて音楽、ナイアガラ、レーザーとのコラボレーションもあり、観覧客が飽きないような工夫がなされているのも特徴として挙げられます。

特に数分間で数千発もの花火が繰り広げられるフィナーレは圧巻の一言です。

※動画でご覧になりたい方はこちら

足立の花火のおすすめ観覧スポット

足立の花火におけるおすすめ観覧スポットは以下の4ヶ所となります。

  • 千住側有料観覧席(シングルセンターエリア)
  • 西新井側有料観覧席(ペアエリア&トリプルエリア)
  • 西新井側有料観覧席(4人がけテーブル席)
  • 西新井側無料観覧席(有料観覧席の周辺)

本大会では荒川を隔てて千住側(南岸)と西新井側(北岸)の両岸にメイン会場が設けられます。

千住側会場を俯瞰
西新井側会場俯瞰

千住側は花火との距離が非常に近く、迫力を最大限に味わえるのが特徴となっています。

花火が綺麗に見える場所には有料観覧席(シングルセンターエリア)が設けられていて、千住側で観覧するのであればこちらで見るのが良いでしょう。

千住側会場の有料観覧席「シングルセンターエリア」外観

千住側には上記の他にシングルサイド席が設けられますが、花火をほぼ真横から見る形となるため個人的にはあまりおすすめしません。

一方で西新井側は花火からやや距離がありますが、千住側と比較して観覧スペースが広く、比較的ゆったりと楽しめるのが特徴です。

花火が綺麗に見える有料観覧席の周辺には無料観覧席があり、場所取りさえ頑張ればリーズナブルに花火を楽しむことも可能です。

2名以上で訪れるかつ場所取りの手間を省きたい方は、有料観覧席(ペアエリア&トリプルエリア、4人がけテーブル席)を利用するのも一つの手です。

ただし、開催時期が夏ゆえに南寄りの風が吹きやすく、風の影響を受けやすいのが辛いところ…。

存分に楽しみたい方は千住側の有料観覧席、ゆったりと楽しみたい方は西新井側で楽しむのが良いでしょう。

なお、巷では混雑回避を目的とした穴場スポットがいくつか紹介されていますが、ミュージックスターマインやナイアガラ等による演出があるため、個人的にはメイン会場内での観覧がおすすめです。

まとめ

本記事では足立の花火の魅力やおすすめ観覧スポットについて紹介してまいりました。

1時間でおよそ15,000発の高密度な花火を、多彩な演出(音楽、ナイアガラなど)とともに楽しめるのが魅力となっています。

花火を存分に楽しみたい方は千住側の有料観覧席(シングルセンターエリア)、のんびりと楽しみたい方は西新井側の観覧席で楽しむのが個人的におすすめでしょうか。

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

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おーわ
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花火系散歩屋
花火系散歩屋。関東地方を中心に年間20〜50回の花火を観覧・撮影しながら、各種メディア(SNS、ブログ)を通じて花火の様子をお届けしています。
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