岩手県の花火大会

三陸花火大会とは?見どころや観覧席をざっくり解説

おーわ
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。

日本各地では一年を通じてたくさんの花火が打ち上がりますが、その一つに三陸花火大会があります。

そんな三陸花火大会を観覧したいと考えている方が、おそらく僕以外に3名ぐらいはいらっしゃるんじゃないかと思います。

本記事では三陸花火大会を主に初めて観覧される方向けに、大会の見どころや観覧席などについてまとめました。

三陸花火大会とは

三陸花火大会は岩手県陸前高田市で開催される花火大会で、概要は以下の通りとなります。

開催時期2024年4月28日(※例年4〜5月頃開催)
場所高田松原運動公園
打ち上げ数約15,000発
最大号数10号玉
担当煙火店アルプス煙火工業、糸井火工、ワキノアートファクトリー
有料観覧席あり
無料観覧席なし
三脚利用可能
Webサイト三陸花火大会/三陸花火競技大会公式サイト

FIREWORKS株式会社が手掛ける花火大会で、三陸地域から元気と笑顔を届けることを目的に2020年に立ち上げられました。

打ち上げ数は約10,000発、大きさは最大10号玉と岩手県ならびに東北地方の花火大会の中でも有数の規模となっています。

三陸花火大会の特徴

三陸花火大会の特徴はざっくり以下の2つとなります。

  • 美しく迫力あるミュージックスターマインが楽しめる
  • 三陸地方の食や文化を楽しめる

豪華なミュージックスターマインだけでなく、三陸の食など多彩なコンテンツを総合的に楽しめるのが魅力です。

美しく迫力あるミュージックスターマインが楽しめる

2024年より打ち上げを担当する煙火店さんがマルゴーから上記の3社に変更となり、前回大会とは花火の雰囲気がガラリと変わることが予想されます。

三陸花火大会の魅力は迫力と芸術性を兼ね揃えたミュージックスターマインが楽しめる点にあります。

本大会はほぼすべてのプログラムがミュージックスターマインで構成されており、音楽と華麗にシンクロした花火が繰り広げられます。

花火を披露する3社の煙火店さん(アルプス煙火工業、糸井火工、ワキノアートファクトリー)は大規模花火大会での打ち上げ、三陸花火競技大会をはじめとする競技大会で優秀な成績を収めた実績を持ちます。

アルプス煙火工業さんによるスターマイン(赤川花火大会/2019年撮影)
糸井火工さんによるスターマイン(いわせ悠久まつり花火大会/2022年10月撮影)
ワキノアートファクリーさんによるスターマイン(三陸花火競技大会/2023年10月撮影)

音楽と美しい花火のシンクロに注目です。

三陸地方の食や文化を楽しめる

花火だけでなく、三陸地方の食や文化を楽しめるのも魅力の一つです。

当日は三陸の食が楽しめるさんりくフードビレッジや各種イベントが催されます。

岩手県紫波郡紫波町の郷土芸能「佐比内金山太鼓」の様子[2021.10.9 三陸花火競技大会にて撮影]

花火大会が始まる前から各種イベントを楽しむことができるのも三陸花火大会の魅力です。

三陸花火大会の観覧席について

三陸花火大会では複数の観覧席が設けられます。

  • パノラマ(最前列)ペアシート
  • パノラマ(最前列)シングルシート
  • エキサイト(最前列)BOX
  • エリア指定席A
  • リラックスBOX
  • エリア指定席B
  • カメラマン席
  • キャンプサイト
  • DRIVE in HANABI

各観覧席の特徴は以下の通り。

パノラマペア(最前列)シート第3駐車場(P3)に設けられる観覧席。花火を間近に据えられる。カップル、夫婦向け。最前列とそれ以外で料金設定が異なる。
パノラマ(最前列)シングルシート第3駐車場(P3)に設けられる観覧席。花火を間近に据えられる。少人数(1〜2名程度)での利用におすすめ。最前列とそれ以外で料金設定が異なる。
エキサイト(最前列)BOX第2サッカー場に設けられる区画で仕切られた観覧席。花火の迫力を存分に味わえる。最大4名での利用が可能。家族やグループでの利用におすすめ。最前列とそれ以外で料金設定が異なる。
エリアA自由席第2球場内に設けられる観覧席。花火の迫力を存分に味わえる。エリア内は自由席。少人数、大人数どちらの利用にも適している。学割およびバス割に対応。
リラックスBOX多目的広場に設けられるテーブル付きの観覧席。最大4名での利用が可能。家族やグループでの利用に適している。
エリアB自由席リラックスBOX席の北側に設けられる観覧席。エリア内は自由席。少人数、大人数どちらの利用にも適している。足元が未整備のため悪天候時は注意が必要。学割およびバス割に対応。
カメラマン席エリア指定席Bの北側に設けられる観覧席。エリア内は自由席。三脚を伸ばして写真・動画撮影したい方向け。
こたつシートリラックスBOX席の西側に設けられる観覧席。全観覧席で最高額だが、限定サービスやおもてなしを受けられる。最大4名で利用可能。
キャンプサイト曲松の原っぱに設けられる観覧席。BBQやキャンプを楽しみ、翌日まで宿泊もOK。最大10名での利用が可能。花火の正面から大きく外れるのが難点。
DRIVE in HANABI第2駐車場(P2)に設けられる観覧席。車を直接入庫させて花火を楽しめるのが特徴。花火の正面からやや外れるのがデメリットか。
バリアフリーエリアリラックスBOX席の東側に設けられる車椅子利用者向けの観覧席。車椅子利用者と介助者の計2名で利用可能。
エキサイトBOX(旧称:特別BOX席)外観
エリアA自由席外観
リラックスBOX外観
エリアB自由席外観

花火を存分に楽しみたい方はエキサイトBOXかエリア指定席A、適度な距離感で楽しみたい方はリラックスBOXかエリア指定席Bあたりがおすすめでしょうか。

ちなみにFIREWORKS株式会社が主催する花火大会には全国的にも珍しい割引制度があり、本大会では早割、学割、バス割が設けられています。

まとめ

本記事では三陸花火大会を観覧するにあたって押さえておきたい特徴などについて紹介してまいりました。

2020年に誕生した歴史の浅い花火大会ですが、大玉花火の迫力と芸術性の高さを味わえるのが大きな魅力となっています。

会場内には多彩な有料観覧席が設けられ、花火との距離感や人数構成によって適宜選ぶと良いでしょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

この記事を書いた人
おーわ
おーわ
花火系散歩屋
花火系散歩屋。関東地方を中心に年間20〜50回の花火を観覧・撮影しながら、各種メディア(SNS、ブログ)を通じて花火の様子をお届けしています。
記事URLをコピーしました