秋田県の花火大会

大曲の花火ー春の章ーとは?魅力やおすすめ観覧スポットを解説

おーわ
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花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。

日本各地では一年を通じてたくさんの花火が打ち上がりますが、その一つに大曲の花火ー春の章ーがあります。

そんな大曲の花火ー春の章ーを観覧してみたいと考えている方が、おそらく僕以外に3名ぐらいはいらっしゃるんじゃないかと思います。

本記事では大曲の花火ー春の章ーを主に初めて観覧される方向けに、大会の魅力などについてまとめてみました。

大曲の花火ー春の章ーとは

大曲の花火ー春の章ーは秋田県大仙市で開催される花火競技大会で、概要は以下の通りとなります。

開催時期2024年4月27日(※例年4月下旬〜5月頃)
場所雄物川河川敷 大曲の花火公園
打ち上げ数約8,000発
最大号数10号玉
担当煙火店和火屋、北日本花火興業、響屋大曲煙火、小松煙火工業、花火創造企業、競技大会参加各社、海外煙火店(1社)
有料観覧席あり
無料観覧席なし
公式駐車場あり
三脚利用一部可能(カメラマン席のみ)
Webサイト全国花火競技大会「大曲の花火」オフィシャルサイト|大曲商工会議所

大曲の花火公園で開催される大規模大会の一つで、2016年に誕生した比較的新しい大会です。

2017年は第16回 国際花火シンポジウムの一環として開催され、4日間合計で33,000発もの花火が繰り広げられました。

>> 第16回国際花火シンポジウム 大曲の花火〜春の章〜「世界の花火 日本の花火」

2020〜2021年は新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響により中止に。

2022年は新作花火コレクションとの2夜連続開催(春の章は2日目)で、日本煙火芸術協会60周年記念事業と題した特別プログラムでの開催となりました。(詳細は後述)

2023年からは大曲の花火ー冬の章ーとして開催されていた「新作花火コレクション」が統合、打ち上げ時間が1時間20分から2時間に拡大され、現在に至ります。

打ち上げ数はおよそ8,000発、最大号数は10号玉と、春に開催される花火大会としては規模の大きいものとなっています。

日本煙火芸術協会60周年記念事業(2022年)

2022年4月29日〜30日にかけて大曲の花火SPRING FESTAと題し、新作花火コレクションと春の章が開催されました。

このうち、2日目(2023年4月30日)の春の章は日本煙火芸術協会60周年記念事業の一環として、特別なプログラムを組んだ上での開催に。

当初は2020年春に実施される予定でしたが、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響により2022年に延期されました。

当日は花火の歴史紹介、協会に所属する全煙火店さんによる特別なワイドスターマインが披露されるなど、例年の春の章にはない超絶豪華な花火が繰り広げられました。

日本煙火芸術協会における10年毎の周年行事として、今後も定期的に実施されるのか気になるところです。

大曲の花火ー春の章ーの魅力

大曲の花火ー春の章ーの魅力はなんといっても日本と世界の花火を一挙に楽しめる点にあります。

本大会はサブタイトルにもあるように「新作花火コレクション」「世界の花火・日本の花火」がコアとなっています。

新作花火コレクションは2019年まで冬の章として独立していましたが、2023年より春の章のプログラムとして組み込まれました。

新作花火コレクションはいわゆる競技花火大会で、20名の花火師さんによる10号玉芯入割物花火と新作花火(4号玉×10発、5号玉×5発)が披露されます。

競技花火の合間には大仙市内に拠点を構える煙火店さんによる、世界の各地域をテーマにしたインターバル花火も。

そして、フィナーレでは海外から招待した煙火店さんと日本の煙火店さん(大仙市内の煙火店さん)による、視界いっぱいに広がる花火ショーが繰り広げられます。

海外の煙火店さんによる演出(撮影日:2023年4月29日、演出:Fireworks FX)
日本の煙火店さんによる演出(撮影日:2023年4月29日)

日本が誇る繊細で美しい花火と、普段なかなかお目にかかれない海外の花火の違いを味わいながら楽しめるのは面白いところです。

大曲の花火ー春の章ーのおすすめ観覧スポット

大曲の花火ー春の章ーのおすすめ観覧スポットは有料観覧席となります。

メイン会場の構造はざっくり以下の通り。

会場周辺図(引用:全国花火競技大会「大曲の花火」公式サイト)

会場内には以下の観覧席が設けられ、すべて有料となっています。

  • イス席
  • テーブル席(最大4名)
  • カメラマン席

各観覧席ともに花火の美しさと迫力を最高の環境で楽しめるのでおすすめです。

なお、メイン会場内で三脚を使用して写真や動画を撮影される方はカメラマン席での観覧が必須となりますのでご注意を。

まとめ

本記事では大曲の花火ー春の章ーの魅力やおすすめ観覧スポットを紹介してまいりました。

2016年に国際花火シンポジウムのプレ大会として誕生したのが始まりで、日本と世界の花火ショーを一挙に楽しめるのが魅力となっています。

2023年からは冬の章として開催されてきた新作花火コレクションを統合し、若手花火師さんたちが手がける珠玉の競技花火も堪能できるようになりました。

メイン会場内はすべて有料観覧席となっていますが、美しさおよび迫力を存分に堪能できるのでおすすめです。(三脚を使用して撮影される方はカメラマン席での観覧が必須)

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

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花火系散歩屋
花火系散歩屋。関東地方を中心に年間20〜50回の花火を観覧・撮影しながら、各種メディア(SNS、ブログ)を通じて花火の様子をお届けしています。
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