茨城県の花火大会

ちくせい花火大会とは?魅力やおすすめ観覧スポットを解説

おーわ
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花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。

日本各地では一年を通じてたくさんの花火が打ち上がりますが、その一つにちくせい花火大会があります。

そんなちくせい花火大会を観覧してみたいと考えている方が、おそらく僕以外に3名ぐらいはいらっしゃるんじゃないかと思います。

本記事ではちくせい花火大会を主に初めて観覧される方向けに、大会の魅力などについてまとめてみました。

ちくせい花火大会とは

ちくせい花火大会は茨城県筑西市で開催される花火大会で、概要は以下の通りとなります。

開催日程2023年10月21日
場所道の駅グランテラス筑西
打ち上げ数20,001発
最大号数10号玉
担当煙火店山﨑煙火製造所、森煙火工場、野村花火工業
無料観覧席あり
有料観覧席あり
三脚利用可能
Webサイトちくせい花火大会公式サイト

2022年に初開催を迎えた新しい花火大会。

本来の予定では2021年に新設される予定でしたが、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響により1年延期となりました。

打ち上げ数は15,000発(2023年は20,001発の予定)、最大号数は10号玉と秋に開催される関東地方の花火大会としては大規模な部類になります。

ちくせい花火大会の魅力

ちくせい花火大会の魅力は音楽にシンクロした高密度で美しい花火を楽しめる点にあります。

本大会は約1時間でおよそ15,000発(2022年時点)、スターマインを主体としたプログラムで構成されています。

そのため、終始密度の高い花火を堪能できるのが特徴となっています。

また、本大会では森煙火工場さんと山﨑煙火製造所さんが打ち上げを担当していて、どちらも過去に全国花火競技大会や土浦全国花火競技大会で優秀な成績を収めた実績を持ちます。

特に本大会でヘッドライナーを務める山﨑煙火製造所さんは上記大会で内閣総理大臣賞を受賞した経験があるなど、非常に芸術度の高い花火が持ち味となっています。

2023年大会からは野村花火工業さんが加わり、さらに充実した内容になると見込まれます。

ちくせい花火大会のおすすめ観覧スポット

2023年大会は2022年大会から打ち上げ場所と観覧席に一部変更があります。

音楽とともに花火を楽しむのであればメイン会場の道の駅グランテラス筑西、花火の美しさを堪能するのであれば会場外(特に北エキサイトならびに北カメラマン)での観覧がおすすめです。

ちくせい花火大会の打ち上げ場所はメイン会場の北東側にある小貝川沿いならびに道の駅グランテラス筑西の北側の田んぼ地帯に設けられます。

担当する煙火店さんによって打ち上げ場所が異なり、小貝川沿いで森煙火工場さんと野村花火工業さんの花火が、道の駅の北側で山﨑煙火製造所さんの花火が披露されます。

花火の見え方をまとめるとざっくり以下の通りとなります。(見え方については公式サイトからの推測を含みます)

観覧エリア山﨑煙火製造所森煙火工場野村花火工業
道の駅グランテラス筑西
小貝川東側
道の駅北側

参考までに2022年大会では以下の形で花火が披露されました。

道の駅グランテラス筑西から見た様子は以下の通りで、森煙火工場さんのプログラムが比較的綺麗に見えたのに対し、山﨑煙火製造所さん(2023年からは野村花火工業さん)のプログラムはかなりワイド感が薄れる形となりました。

一方でメイン会場の外、とりわけ小貝川を隔てて東側から見た場合、山﨑煙火製造所さん(2023年からは野村花火工業さん)が担当するプログラムについては綺麗に見えている印象です。

2022/10/15 ちくせい花火#花火 #花火大会#ちくせい花火大会#山﨑煙火製造所#森煙火工場 pic.twitter.com/O3b3NHWsWc

— ふぃっと (@fitfrisk) October 15, 2022

会場外では花火がおおよそ綺麗に見える反面、本大会の魅力でも触れた音楽花火を楽しめないのがマイナスポイント…。

音楽花火を楽しむのであれば道の駅グランテラス筑西に設けられる観覧席、音楽なしで特定の花火プログラム(山﨑煙火製造所さん、野村花火工業さん担当)を楽しむのであれば会場外(北エキサイト等)を選ぶのが良さそうです。

ちなみに打ち上げ場所全体を使用したプログラムが組み込まれた場合、メイン会場内でもそれなりにワイド感を味わえるのでは?と思われます。


2022.10.15#ちくせい花火大会2022
location:茨城県筑西市

その②
サテカメはケムケム覚悟でメイン側から右側 #森煙火工場 さん、左側 #山﨑煙火製造所 さんの並びで全長900mワイドを一画面に(かなり斜)

来年は山さんの900mワイドに期待したい🙏
#茨城県 #筑西市 #ちくせい花火大会 pic.twitter.com/ehLen0jKnh

— 菅野 斗施雄 (@toshibo1040) November 16, 2022

まとめ

本記事ではちくせい花火大会の魅力やおすすめ観覧スポットについて紹介してまいりました。

2022年に誕生した新しい花火大会で、音楽にシンクロした高密度で美しい花火を楽しめるのが魅力となっています。

メイン会場となる道の駅グランテラス筑西では音楽花火が存分に楽しめますが、花火打ち上げ場所との位置関係があまり良くないため、特にヘッドライナーを務める山﨑煙火製造所さんのプログラムで花火のワイド感が薄れてしまうのがデメリット…。

音楽とのシンクロは捨ててでも花火の美しさを軸に堪能したい方は、会場外(特に小貝川の東側)からの観覧がおすすめでしょうか。

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

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おーわ
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花火系散歩屋
花火系散歩屋。関東地方を中心に年間20〜50回の花火を観覧・撮影しながら、各種メディア(SNS、ブログ)を通じて花火の様子をお届けしています。
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