関東地方の花火大会

東京競馬場花火大会とは?魅力やおすすめ観覧スポットをざっくり解説

おーわ
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花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。

日本各地では一年間を通じてどこかしらで花火が打ち上がりますが、その一つに東京競馬場花火大会があります。

さて、そんな東京競馬場花火大会を観覧してみたいと考えている方が、おそらく僕以外に3名ぐらいはいらっしゃるんじゃないかと思います。

本記事では主に東京競馬場花火大会を初めてご覧になる方向けに、魅力やおすすめ観覧スポットなどについてざっくりと紹介してまいります。

東京競馬場花火大会について

2023年7月5日に同会場で開催予定の東京SUGOI花火「Yuming 50th Anniversary ~真夏の夜の夢~」は、本大会とは開催の趣旨や規模、観覧席の配置が大きく異なります。

>> 東京SUGOI花火「Yuming 50th Anniversary ~真夏の夜の夢~」

東京競馬場花火大会は東京都府中市にある東京競馬場で開催される花火大会で、概要は以下の通りです。

開催時期 開催日未定(例年7~8月 ※詳細は後述)
場所 東京競馬場内
打ち上げ数 約3,500発
最大号数 4号玉
担当煙火店 日本橋丸玉屋
無料観覧席 あり
有料観覧席 なし
Webサイト

全国的に見ても珍しい競馬場を舞台に開催される花火大会で、おおむね7〜8月に開催されます。(開催日についての詳細は下記参照)

打ち上げ数は30分間で約3,500発、最大で4号玉と、東京都内で開催される他の夏の花火大会と比較すると数値上はやや控えめなものとなっています。

開催日について

東京競馬場花火大会は府中市民のために開催するという趣旨から、開催日時についてはウォーカープラスなどの大手の花火情報サイトでは公表されません。

参考までに過去の開催日については以下の通りとなっています。

開催日
2006年 中止
2007年 8/26(日)
2008年 7/27(日)
2009年 7/26(日)
2010年 7/25(日)
2011年 中止
2012年 7/22(日)
2013年 7/21(日)
2014年 7/20(日)
2015年 7/12(日)
2016年 7/10(日)
2017年 7/9(日)
2018年 7/8(日)
2019年 7/7(日)
2020年 開催なし
2021年 開催なし
2022年 開催なし
2023年 開催なし?

基本的には東京競馬場でレースが開催されない夏場(7~8月)の開催となり、ここしばらくは7月の第1もしくは第2日曜日に開催される傾向にあります。

日曜日の開催が多いのは地方競馬の発走スケジュールに合わせているものだと思われます。(実際に東京競馬場花火大会の当日は馬券のサテライト販売やターフビジョンでの放映が行われています)

ちなみに、2020年に新型コロナウィルス感染症(COVID-19)が流行して以降は本大会は行われず、2022年からは花火の規模を大幅に拡大かつすべての観覧席を有料化した東京SUGOI花火が開催されています。

東京競馬場花火大会の魅力

東京競馬場花火大会は独特のロケーションでライブ感あふれる花火を楽しめるのが魅力となっています。

本大会で打ち上げを担当する日本橋丸玉屋さんは「花火ファンタジア」と呼ばれる音楽花火ショーを全国各地で展開しています。

競馬場らしさあふれるGIのファンファーレに合わせて打ち上がる花火や、花火の種類に関するクイズがあったりと、他の花火大会では見られないようなユニークな演出がなされます。

加えて、競馬場という全国的にも珍しい特殊な環境で楽しめるのも面白いポイント。

河川敷や海岸の花火大会とはひと味違った、独特の雰囲気の中で味わえるのは面白いところです。

競馬場内も散策できる

余談になりますが、東京競馬場花火大会の当日は競馬場内のコースへの立ち入りが可能になります。

花火大会の当日は障害コース(芝)とダートコースが観覧席として開放されます。

普段は競走馬と限られた関係者しか入れませんが、東京競馬場花火大会の当日に限り立ち入ることが許されます。

お馬さんの気分を味わいながら競馬場内を散策できるのはなかなかに新鮮で面白いものです。

東京競馬場花火大会のおすすめ観覧スポット

フジビュースタンドからの様子

東京競馬場花火大会におけるおすすめ観覧スポットは競馬場内に設けられる観覧席(特に花火に近い側)となります。

本大会ではざっくり以下の場所に観覧席が設けられ、すべて無料で提供されます。

  • フジビュースタンド(5〜6階の指定席部分を除く)
  • メモリアル60スタンド
  • 緑の広場周辺
  • ターフビジョン付近の芝生
  • 障害コース(一部区画)

競馬開催時における観覧席に加え、通常時には開放されないターフビジョン正面の芝生や障害コース上でも花火を楽しむことができます。(飲食などに関する諸条件あり)

東京競馬場の構造上、フジビュースタンドの上階部分など花火の一部が上屋に隠れてしまう場所がある点に注意が必要です。

競馬場外からでも楽しめるの?

東京競馬場花火大会は場外からでも一応のところ観覧は可能です。

本ブログは花火文化を尊重する立場から穴場的なスポットの紹介については積極的には行っていませんが、場所によっては花火の全景をすっきりと拝むことができます。

先述でも触れていますが、東京競馬場花火大会は独特のロケーションとユニークな演出が魅力となっています。

場内がかなり混雑するのがネックですが、個人的には競馬場内で楽しむのがおすすめでしょうか。

まとめ

本記事では東京競馬場花火大会の魅力やおすすめ観覧スポットについて紹介してまいりました。

他の花火大会では味わえない独特なロケーションの中で、ライブ感あふれる演出を味わえるのが魅力となっています。

それゆえにメイン会場内で楽しんでいただくのがおすすめですが、一部の花火が見えにくい席(フジビュースタンドの上階など)がある点には注意が必要です。

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

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おーわ
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花火系散歩屋
花火系散歩屋。関東地方を中心に年間20〜50回の花火を観覧・撮影しながら、各種メディア(SNS、ブログ)を通じて花火の様子をお届けしています。
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