関東地方の花火大会

東京競馬場花火大会とは?見どころや観覧席をざっくり解説

花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。

日本各地では一年間を通じてどこかしらで花火が打ち上がりますが、その一つに東京競馬場花火大会があります。

さて、そんな東京競馬場花火大会はいつ開催され、どのような花火が打ち上がるのか気になる方も少なからずいらっしゃるかと思います。

本記事では主に東京競馬場花火大会を初めてご覧になる方向けに、見どころや観覧席などについてざっくりと紹介してまいります。

東京競馬場花火大会について

2022年7月6日に同会場で開催される東京SUGOI花火は、開催の趣旨や規模、観覧席の配置が大きく異なります。

詳細は以下をご確認ください。

>> 【東京SUGOI 花火】THE ROLLING STONES 60th ANNIVERSARYTHE GREATEST FIREWORKS~感激!偉大なる花火~

東京競馬場花火大会は東京都府中市にある東京競馬場で開催される花火大会で、概要は以下の通りです。

開催時期 例年7~8月(詳細は後述)
場所 東京競馬場内
打ち上げ数 約3,500発
最大号数 4号玉
担当煙火店 日本橋丸玉屋
無料観覧席 あり
有料観覧席 なし
Webサイト

全国的に見ても珍しい競馬場を舞台に開催される花火大会で、おおむね7〜8月に開催されます。(開催日についての詳細は下記参照)

打ち上げ数は30分間で約3,500発、最大で4号玉と、東京都内で開催される他の夏の花火大会と比較すると数値上はやや控えめなものとなっています。

開催日について

東京競馬場花火大会は府中市民のために開催するという趣旨から、開催日時についてはウォーカープラスなどの大手の花火情報サイトでは公表されません。

参考までに過去の開催日については以下の通りとなっています。

開催日
2006年 中止
2007年 8/26(日)
2008年 7/27(日)
2009年 7/26(日)
2010年 7/25(日)
2011年 中止
2012年 7/22(日)
2013年 7/21(日)
2014年 7/20(日)
2015年 7/12(日)
2016年 7/10(日)
2017年 7/9(日)
2018年 7/8(日)
2019年 7/7(日)
2020年 開催なし
2021年 開催なし
2022年 開催なし

基本的には東京競馬場でレースが開催されない夏場(7~8月)の開催となり、ここしばらくは7月の第1もしくは第2日曜日に開催される傾向にあります。

ちなみに日曜日の開催が多いのは地方競馬の発走スケジュールに合わせているものだと思われます。(実際に東京競馬場花火大会の当日は馬券のサテライト販売やターフビジョンでの放映が行われています)

東京競馬場花火大会の見どころ

東京競馬場花火大会の見どころはざっくり以下の3つとなります。

  • 競馬場内の散策
  • 独特のロケーション
  • ユニークな演出

花火だけでなく、普段なかなか立ち入ることのできない競馬場内を散策できるのも面白いところです。

競馬場内の散策

いきなり本題から逸れて恐縮ですが、東京競馬場花火大会の面白いポイントとして競馬場内のコースを散策できるという点が挙げられます。

花火大会の当日は障害コース(芝)とダートコースが観覧席として開放されます。

普段は競走馬と限られた関係者しか入れませんが、東京競馬場花火大会の当日に限り立ち入ることが許されます。

お馬さんの気分を味わいながら競馬場内を散策できるのはなかなかに新鮮で面白いものです。

独特のロケーション

二つ目の見どころとして、競馬場という独特のロケーションで花火を楽しめる点が挙げられます。

一般的に花火大会といえば河川敷もしくは海岸で行われる傾向にありますが、東京競馬場花火大会はその名の通り競馬場で開催されます。

そのため、河川敷や海岸の花火大会にはない面白い光景を拝むことができます。

普段の花火大会とはひと味違った雰囲気を味わえるのは面白いところです。

ユニークな演出

ユニークな演出が見られるのも東京競馬場花火大会の魅力です。

打ち上げを担当する日本橋丸玉屋さんは「花火ファンタジア」という音楽花火ショーを全国各地で展開しています。

GIのファンファーレに合わせて打ち上がる花火や、花火の種類に関するクイズがあったりと他の花火大会では見られないような演出も。

まるでライブに来たような感覚で花火を楽しめるのが面白いところです。

東京競馬場花火大会の観覧席について

フジビュースタンドからの様子

東京競馬場花火大会の観覧席はざっくり以下の通りとなります。

  • フジビュースタンド(5〜6階の指定席部分を除く)
  • メモリアル60スタンド
  • 緑の広場周辺
  • ターフビジョン付近の芝生
  • 障害コース(一部区画)

競馬開催時における観覧席に加え、通常時には開放されないターフビジョン正面の芝生や障害コース上でも花火を楽しむことができます。(ターフビジョン飲食などに関する諸条件あり)

観覧席の料金については全席無料となっています。

構造の関係上、フジビュースタンドの上階部分については花火の一部が上屋に隠れてしまうため注意が必要です。

競馬場外からでも楽しめるの?

東京競馬場花火大会は競馬場外からでも観覧することは一応可能です。

本ブログは花火文化を尊重する立場から穴場的なスポットの紹介については積極的には行っていませんが、場所によっては花火の全景をすっきりと拝むことができます。

先述の見どころの項で紹介したように、東京競馬場花火大会は独特のロケーションとユニークな演出が魅力となっています。

演出と景色を楽しむという観点からも、個人的には競馬場内で見るのがおすすめです。

https://www.hanabidia.com/tokyo-keibajo-fireworks-from-outside/

東京競馬場花火大会フォトギャラリー

※準備中

ABOUT ME
おーわ
花火系散歩屋。関東地方を中心に年間20〜50回の花火を観覧・撮影しながら、各種メディア(SNS、ブログ)を通じて花火の様子をお届けしています。