群馬県の花火大会

高崎まつり大花火大会とは?魅力やおすすめ観覧スポットを解説

おーわ
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花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。

日本各地では一年間を通じてどこかしらで花火が打ち上がりますが、その一つに高崎まつり大花火大会があります。

さて、そんな高崎まつり大花火大会を観覧してみたいと考えている方が、おそらく僕以外に3名ぐらいはいらっしゃるんじゃないかと思います。

本記事では高崎まつり大花火大会を主に初めて観覧される方向けに、大会の魅力やおすすめ観覧スポットなどについてまとめてみました。

高崎まつり大花火大会とは

高崎まつり大花火大会は群馬県高崎市で開催される花火大会で、概要はざっくり以下の通りとなります。

開催時期2024年8月24日(予定)
場所烏川和田橋上流河川敷付近
打ち上げ数15,000発
最大号数10号玉
担当煙火店菊屋小幡花火店
紅屋青木煙火店
有料観覧席あり
無料観覧席あり
公式駐車場なし(会場付近に有料駐車場あり)
三脚利用一部可能(A会場カメラマン席のみ)
Webサイト高崎まつり公式サイト

高崎まつりの歴史は意外と深く、明治維新以前に行われた旧高崎藩主大河内家が祀る頼政神社の祭典において山車数6台を巡業したのが始まりとなっています。

当時は高崎の人々にとって最大のお祭りとなっていましたが、大河内家が東京に移ったのを機に衰退。

1868年(明治元年)からは道祖神祭りが高崎のまつりとして執り行われるようになりました。

1948年(昭和23年)からは高崎祇園商業祭(高崎実業組合連合会主催)と高崎奉納祭(高崎市・高崎商工会議所・高崎実業組合連合会主催)の二つのお祭りが行われることになります。

1955年(昭和30年)に高崎商工会議所60周年と新高尾・中川・長野・八幡・豊岡の5村との合併を記念して「高崎まつり」が開催されました。

「高崎まつり」の名称が使用されたのはこのときが初めてとなります。

1975年(昭和50年)にオイルショックの影響により、高崎市が祭りの開催を断念。

しかしながら市民から「山車を引きたいと」いう希望があり、高崎青年会議所が「高崎ふるさとまつり」と名付け、高崎市の参画も補助金もない中で開催されることになりました。

1985年(昭和60年)に現在の「高崎まつり」に名称を変更し、現在に至ります。

高崎ふるさとまつりを引き継ぐ意味合いから、第11回 高崎まつりが実質的な第1回目となっています。

花火大会については、1954年(昭和29年)に開催された全国煙火競技大会が始まりとなっています。

2日間にわたって行われる高崎まつりの初日に開催され、打ち上げ数15,000発、最大10号玉の花火が繰り広げられます。

高崎まつり大花火大会の魅力

高崎まつり大花火大会の魅力は日本屈指の芸術花火をほぼノンストップで楽しめる点にあります。

本大会で打ち上げを担当する菊屋小幡花火店さんと紅屋青木煙火店さんは全国花火競技大会(大曲の花火)と土浦全国花火競技大会で内閣総理大臣賞を受賞した経歴を持つなど、日本最高峰の煙火店さんです。

そんな二社による芸術性の高い花火が息つく間もなく次々と繰り出されます。

菊屋小幡花火店さんによるワイドスターマイン
菊屋小幡花火店さんによる単打ち花火
紅屋青木煙火店さんによるワイドスターマイン
紅屋青木煙火店さんによる単打ち花火

プログラム構成はスターマインと単打ちが交互に繰り広げられる、極めてシンプルなものとなっています。

また、本大会は近年の大規模な花火大会では珍しく、プログラム全体を通じてミュージックスターマインがないのも特徴として挙げられます。

プログラムの最初から最後まで息つく間もなく、シンプルな形で芸術性の高い花火を堪能できるのが魅力です。

高崎まつり大花火大会のおすすめ観覧スポット

高崎まつり大花火大会のおすすめ観覧スポットはA会場(和田橋上流河川敷)となります。

本大会では以下の4つの観覧エリアが設けられます。

  • A会場(和田橋上流河川敷)
  • B会場(鳥川緑地高松エリア)
  • C会場(和田橋運動広場)
  • D会場(鳥川かわなか緑の広場)
  • E会場(創価学会高崎平和会館)
第49回大会エリアマップ(引用:高崎まつり公式サイト)

A会場とB会場が有料観覧エリア、それ以外の会場が無料観覧エリアとして提供されます。

有料観覧席は花火の迫力を最大限に味わえますが、このうちB会場については花火の打ち上げ場所に対してかなり斜めに位置するため、スターマインがあまり綺麗に見えません。

無料観覧席も花火からさほど離れていないため迫力は十分に味わえますが、一部の花火が見切れたり、スターマインが綺麗に見えないなどマイナスポイント多めなのが辛いところ…。

存分に花火を楽しむのであればA会場一択でしょうか。

なお、三脚を使用した写真・動画の撮影はカメラマン席(A会場内)を除いて禁止されていますのでご注意を。

まとめ

本記事では高崎まつり大花火大会の魅力やおすすめ観覧スポットについて紹介してまいりました。

菊屋小幡花火店さんならびに紅屋青木煙火店さんによる日本屈指の芸術花火を、ほぼノンストップで楽しめるのが魅力となっています。

近年の大規模な花火大会としては珍しく、ミュージックスターマインがプログラムに存在しないのも特徴として挙げられます。

メイン会場内には5つの観覧エリア(有料観覧エリア2種類、無料観覧エリア3種類)が設けられますが、存分に楽しむのであればスターマインが綺麗に見えるA会場一択となります。(三脚を使用して撮影できるのはA会場内のカメラマン席のみ)

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

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花火系散歩屋
花火系散歩屋。関東地方を中心に年間20〜50回の花火を観覧・撮影しながら、各種メディア(SNS、ブログ)を通じて花火の様子をお届けしています。
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