秋田県の花火大会

港まつり 能代の花火とは?見どころや撮影スポットをざっくり解説

おーわ
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花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。

日本各地では一年を通じてたくさんの花火が打ち上がりますが、その一つに港まつり 能代の花火(以下、能代の花火)があります。

そんな能代の花火を観覧したいと考えている方が、おそらく僕以外に3名ぐらいいらっしゃるんじゃないかと思います。

本記事では能代の花火を主に初めて観覧される方向けに、大会の概要や特徴、撮影するにあたってのポイントをまとめてみました。

能代の花火とは

能代の花火は秋田県能代市で開催される花火大会で、概要は以下の通りです。

開催時期 2023年7月22日(※例年7月下旬頃)
場所 能代港
打ち上げ数 約15,000発
最大号数 30号玉(三尺玉)
担当煙火店 北日本花火興業、小松煙火工業、和火屋、伊那火工堀内煙火店、阿部煙火工業(三尺玉のみ)
無料観覧席 なし
有料観覧席 あり(全席)
三脚利用 可能
駐車場 あり
Webサイト 港まつり 能代の花火 – オフィシャルサイト

1958年に能代大火復興記念行事として行われたのが始まりで、1979年までは毎年全国花火競技大会が開催されていました。

その後、安全上の理由で中止となりましたが、2003年に能代港まつり花火大会として復活を果たします。

10周年を迎えた2012年に港まつり 能代の花火に名称に変更され、現在に至ります。

打ち上げ数はおよそ15,000発大きさは最大30号玉(三尺玉)と、東北地方の花火大会としては有数の規模を誇ります。

能代の花火の特徴

能代の花火の特徴はざっくり以下の2つとなります。

  • 芸術性の高い花火と演出が楽しめる
  • 超迫力を味わえる

開催される年によって打ち上げ幅が異なるなど違いがありますが、

芸術性の高い花火と演出が楽しめる

一つ目の特徴として芸術性の高い花火と演出が楽しめる点が挙げられます。

能代の花火の打ち上げは5つの煙火店さん(北日本花火興業、小松煙火工業、和火屋、伊那火工堀内煙火店、阿部煙火工業)によって行われますが、いずれの煙火店さんも著名な花火大会での打ち上げや各地の花火競技大会で優秀な成績を収めた実績があります。

日本屈指の花火と演出を存分に味わえるのが能代の花火の魅力です。

超迫力を味わえる

二つ目の特徴として超迫力の花火を味わえる点が挙げられます。

能代の花火のメイン会場は打ち上げ場所から近い(最短およそ130m、尺玉基準でおよそ280m)ところに設けられます。

プログラム構成もスターマインが中心となっているため、怒涛の勢いで花火が繰り広げられるのも特徴として挙げられます。

美しい花火を凄まじい迫力とともに味わえるのは圧巻の一言です。

能代の花火では最大で30号玉(三尺玉)が披露されますが、保安距離の関係でメイン会場から1.5kmほど離れた場所に設けられます。

そのため、体感的にはスターマインより迫力は劣ります。

能代の花火の観覧席について

こちらは第18回大会(2022年)の情報です。

第19回大会(2023年)の観覧席に関する情報は発表があり次第更新する予定です。

能代の花火ではメイン会場に以下の観覧席が設けられます。

  • イス席
  • フレンド席
  • ファミリーセット
  • カップル席
  • 東カメラマン席
  • 中央カメラマン席
  • 車イス席

メイン会場内の観覧席はすべて有料観覧席で、チケットはイープラスとファミリーマートの他、JRの城駅構内にある能代観光協会でお求めいただけます。

少人数(1〜2名)でご覧になる方はイス席、家族・グループでご覧になる方はフレンド席、三脚を使用して写真・動画撮影をされる方は中央カメラマン席が個人的におすすめでしょうか。

能代の花火におけるおすすめの宿泊地

遠方から訪れる場合は宿泊地を検討する必要がありますが、主たる交通手段によっておすすめの候補地が変わってきます。

公共交通機関利用 能代市内(能代駅周辺)もしくは秋田市内(秋田駅周辺)
車利用(レンタカー含む) 上記+大館市内

交通手段を問わず能代市街(能代駅周辺)で確保していただくのがベターですが、難しい場合は秋田市内(秋田駅周辺)、大館市内(大館駅周辺)あたりも候補になってきます。

能代市内(能代駅周辺)

交通手段を問わずおすすめなのは能代市内(能代駅周辺)でしょうか。

能代駅周辺および幹線道路沿い(国道101号線、国道7号線)にいくつかあります。

宿泊施設の数がそれほど多くないため、比較的早い段階で予約が埋まってしまう傾向にある点には注意が必要です。

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秋田市内(秋田駅周辺)

次点として秋田市内(秋田駅周辺)が候補として挙げられます。

能代市街からはおよそ60km程度離れていますが、鉄道で1時間強、車で50分程度(秋田自動車道経由)でアクセスできます。

特に公共交通機関で能代の花火へ訪れるかつ、能代市内で宿泊地が確保できなかった場合は秋田駅周辺での確保が必須となります。

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大会終了に合わせる形で、能代駅から臨時普通列車「能代花火号」秋田行きが運行されます。

大館市内(大館駅周辺)

ダークホース的な(?)候補として、大館市内(大館駅周辺)が挙げられます。

こちらも秋田市内と同じく60kmほど離れていますが、車でおよそ1時間程度でアクセスできます。

能代の花火へ車で訪れるかつ、移動ルート的に好都合な方は候補として考えても宜しいかなと思います。

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大会終了に合わせて能代駅から臨時普通列車「能代花火号」が運行されますが、東能代駅で奥羽本線(大館駅方面)への接続はありません。

まとめ

本記事では能代の花火の見どころや観覧席についてざっくり解説してまいりました。

芸術性が高く迫力ある花火が楽しめるのが最大の魅力となっています。

メイン会場内はすべて有料観覧席となっていて、人数構成や三脚を利用した撮影の有無によって適した観覧席が変わってきますので、事前に確認するようにしましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

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おーわ
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花火系散歩屋
花火系散歩屋。関東地方を中心に年間20〜50回の花火を観覧・撮影しながら、各種メディア(SNS、ブログ)を通じて花火の様子をお届けしています。
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