北海道の花火大会

北海道芸術花火(旧モエレ沼芸術花火)とは?魅力やおすすめ観覧スポットを解説

おーわ
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花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。

日本各地では一年間を通じてどこかしらで花火が打ち上がりますが、その一つに北海道芸術花火(旧モエレ沼芸術花火)があります。

さて、そんな北海道芸術花火を観覧してみたいと考えている方が、おそらく僕以外に3名ぐらいはいらっしゃるんじゃないかと思います。

本記事では北海道芸術花火を主に初めて観覧される方向けに、大会の魅力やおすすめ観覧スポットなどについて解説いたします。

北海道芸術花火とは

2024年より名称が「北海道芸術花火」に変更となります。

北海道芸術花火は北海道札幌市で開催される花火大会で、概要はざっくり以下の通りとなります。

開催時期2024年9月7日(※例年9月頃開催)
場所モエレ沼公園
打ち上げ数不明
最大号数10号玉
担当煙火店アルプス煙火工業
和島総業
國友銃砲火薬店
芳賀火工
山﨑煙火製造所
三遠煙火
響屋大曲煙火
柿薗花火
伊那火工堀内煙火店
安藤煙火店
ハナビランド
晴々屋北海道花火
有料観覧席あり
無料観覧席なし
公式駐車場あり
三脚利用一部可能(カメラマンエリアのみ)
Webサイト北海道芸術花火公式サイト

株式会社グレートスカイアートが主催する全国ツアー型の花火大会「芸術花火シリーズ」の一つで、2014年より開催されています。

本大会は「芸術花火」の名前を確立した初の大会で、いわば元祖のような存在となります。

2023年まではモエレ沼芸術花火の名称で開催されていましたが、2024年より北海道芸術花火に改称されました。

打ち上げ数は不明ですが、大きさは最大10号玉と北海道の花火大会の中ではかなり大規模(実際に観覧した印象を含む)なものとなっています。

北海道芸術花火の魅力

北海道芸術花火の魅力は音楽と高度にシンクロした立体的な花火を楽しめる点にあります。

芸術花火シリーズ全般の特徴として、プログラム全般にわたって日本最高峰の花火師が手がける芸術玉と音楽が高度にシンクロした演出が繰り広げられます。

本大会ではそれに加え、モエレ沼公園の地形を生かした立体的な花火が同時に見られます。

モエレ沼公園の基本設計は世界的に著名な彫刻家イサム・ノグチが手がけ、「全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトのもとに造成が行われました。

音楽と高度にシンクロしながら、公園内を縦横無尽に駆け巡る花火に驚くことでしょう。

北海道芸術花火はどこから見るのがおすすめ?

モエレ沼芸術花火は演出の特性上、メイン会場内でご覧いただくのがおすすめです。

本大会のメイン会場は以下のような構成となっています。

メイン会場のレイアウト(引用:モエレ沼芸術花火公式サイト)

観覧席は「プレミアム席」「芝エリア」「カメラマンエリア」「車椅子特別席」の四種類となっていて、すべての観覧席において観覧チケット(有料)が必要となります。

至近距離で大迫力の花火を楽しみたい方はプレミアム席、適度な距離感でのんびり楽しみたい方は芝エリアがおすすめでしょうか。

規模の大きい花火大会のためチケットがなくても会場外から見える場所はあるかもしれませんが、本記事で紹介した魅力はほとんど味わえないので個人的にはあまりおすすめしません。

なお、カメラマンエリア以外での三脚を利用して写真・動画撮影は禁止となっていますのでご注意ください。

カメラマンエリアにはユニークな特典がある

カメラマンエリアを利用される方は、花火の打ち上げ開始前に花火師説明会が行われます。

この説明会ではプログラムの中で使用される楽曲の概要と、打ち上がる場所を事前情報として説明を、普段はなかなか立ち入ることのできない打ち上げ現場も見学しながら受けられる非常に面白いものとなっています。

カメラマンエリアの料金は15,000円(2023年現在)と額面上は決して安くはありませんが、こんなユニークな特典があるんだなと参考にしていただければと思います。

打ち上げ現場ついては撮影禁止となっていますのでご注意ください。

まとめ

本記事では北海道芸術花火(旧モエレ沼芸術花火)の概要と魅力について紹介してまいりました。

芸術花火シリーズに共通する音楽との高度なシンクロと、独特な地形を持つモエレ沼公園を駆け巡る花火を楽しめるのが魅力となっています。

上記の特性を持つがゆえ、メイン会場内でご覧いただくのが最もおすすめです。(メイン会場内は全席有料)

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

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花火系散歩屋
花火系散歩屋。関東地方を中心に年間20〜50回の花火を観覧・撮影しながら、各種メディア(SNS、ブログ)を通じて花火の様子をお届けしています。
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